東と西の醤油史

林 玲子,天野 雅敏【編】

1999

吉川弘文館

刊行にあたって(林・天野)、醤油醸造業史研究の新たな動向について(長谷川彰)、江戸近郊農村における醤油醸造業—武州多摩郡江古田村、山崎喜兵衛家を素材として—(落合功)、産業革命期の東京醤油問屋組合—問屋仕切状からの一考察—(藤原五三雄)、野田・キノエネ醤油の経営—大正・昭和初期を中心に—(林)、転換期の在来産業経営—大正末・昭和戦前期における小規模醤油醸造家の事例に即して—(花井俊介)、企業定着教育としての青年訓練—私立ヤマサ青年訓練所の教育訓練を通して—(金子養正)、龍野藩網干新在家浜と醤油造元(山下恭)、愛知県における醤油醸造業の発展とその特質(篠田壽夫)、近代における地方醤油醸造業の展開と市場—福岡県の場合(井奥成彦)、後発醤油産地の発展過程—明治期の小豆島の事例を中心にして性(天野)、あとがき(井奥)。

A5判286頁

日本語 / Japanese

第三部[日本経済史]3-12.工業

3 Japanese Economic History 3-12. Industry

  • 日本
  • Japan
  • 鉱工業
  • Mining and Manufacturing