00215414

社会学評論

Japanese Sociological Review ; Shakaigaku Hyoron

日本社会学会

The Japan Sociological Society

2010

60(4)

場所と空間の社会学―都市空間の保存運動は何を意味するのか―

Place, Space, and Sociology: The Meaning of an Urban Preservation Movement in the Twenty-First Century

堀川 三郎

ホリカワ サブロウ

はじめに―問題の所在―、事例としての小樽運河問題(小樽運河問題とはなにか―その概観、小樽市行政―変化を担った主体とその主張、《小樽運河を守る会》―保存を担った主体とその主張〈本運動前期:1973年~76年、保存運動後期:1977年~84年〉)、「運河戦争」の対立構造(空間と場所―運河のとらえ方、「保存とは変化することである」―保存のとらえ方、重層するレイヤーとしての運河問題―問題のとらえ方、「運河戦争」とはなんであったか)、誰が保存を叫んだか(崩れ行く美を愛でる者たち―耽美派、保存という「善意」―純粋保存派、観光開発という手段の活用―まちづくり派、名誉ある死―伝統的左翼運動派、運動理念と主体層の変遷)、おわりに。(<特集> 記憶と場所 : 近代的時間・空間の変容)

日本語 / Japanese

第一部[総覧]1-8.歴史一般

1 General History 1-8. History in General

  • 第二部 [日本歴史] 2-5. 近現代史
  • 第二部 [日本歴史] 2-7. 政治史
  • 2 Japanese History 2-5. Modern & Contemporary
  • 2 Japanese History 2-7. Politics
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