大阪経済大学日本経済史研究所『経済史文献解題』データベース：解題情報

ISBN

4797224584

書名 (Title)

教育における自由と国家―フランス公教育法制の歴史的・憲法的研究―

編著者 (Author)

今野　健一【著】

発行年 (Year)

2006

発行 (Publisher)

信山社出版

解題・目次 (Contents)

序論　教育における自由と国家～問題の所在～(「国民教育権」論と「教育の自由」、フランスにおける「教育の自由」、公教育・国家・自由～本書の主題と構成～)、〔フランス革命期における教育改革の構想と実践〕革命の開始と革命初期の教育改革構想、国民公会における諸教育計画と教育政策、総裁政府期の教育政策、革命の教育理想と「教育の自由」、〔国家による教育「独占」体制の構築〕執政政府期の教育再編事業、第1帝制におけるユニヴェルシテ独占の構築、復古王制における「独占」の継承、第2部のまとめ、〔「独占」の解体と「教育の自由」の法制化〕7月王制における「教育の自由」と教育の国家化、第2共和制における共和主義理念の挫折と中等教育の自由の法制化、第2帝制期の教育政策のなかの国家と教会、第3部のまとめ、〔第3共和制における近代公教育法制の確立〕第3共和制の成立と共和派オポルテュニスムの展開、反教権主義闘争とフェリー教育改革、フェリー教育改革における国家の論理、第4部のまとめ、〔フランス公教育法制の現代的展開〕第3共和制後半期の教育政策、第4・第5共和制下の教育改革法制の展開、共和制の揺らぎと学校教育の役割、結論　「国民教育権」の再定位と「教育の自由」(フランス教育史の捉え方をめぐって、憲法学説のなかの《教育の公共性》と「教育の自由」、教育改革をめぐる政策と議論)。

判型・頁数

A5377頁

言語 / Language

日本語 / Japanese

主分類

第五部［西洋経済史］5-14．歴史・その他