歴史学研究

歴史学研究会

1987

564

漢六朝期における人身の売買と質入れ

竹浪 隆良

戦国・秦漢期および六朝期の人身売買と人質をあらわす諸史料を検討して、両時期における人身にかかわる2つの法律概念の変化を明らかにする。すなわち、「売」・「貼」・「質」の三者がお互に重なりあう部分を残しながらも、六朝期には「売」と「質」の区別がはじめて明確になったとする。

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第四部[東洋経済史]4-10.社会組織・社会問題

4 Oriental & African Economic History 4-10. Social Problem, Movement & Organization

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