ドイツ農民戦争と宗教改革—近世スイス史の一断面—
野々瀬 浩司【著】
2000
慶應義塾大学出版会
はじめに、〔ドイツ農民戦争の思想的背景〕「神の法」思想についての学説史の整理、「神の法」思想と「十二箇条」について、ゼバスティアン・ロッツァーの神学と「十二箇条」について、ツヴィングリの神学思想における“Gemeinde”概念について、〔農奴制問題に関するスイス盟約者団の政策について〕序、農奴制問題の意味とそれを巡る研究史、補論1・農民戦争期におけるスイスの国制的状況の概観、バーゼル、補論2・バーゼル司教領における農奴制問題に関するスイス盟約者団の対応、ズントガウとオーバーエルザス、トゥールガウ、ザンクト・ガレン、終章、あとがき、参考文献目録、人名・家名索引・地名索引・事項索引。
A5判381頁
日本語 / Japanese
第五部[西洋経済史]5-10.社会組織・社会問題
5 European & American Economic History 5-10. Social Problem, Movement & Organization