9784832811027
近世後期の奥蝦夷地史と日露関係
川上 淳【著】
KAWAKAMI, Jun
2011
北海道出版企画センター
序章、〔近世後期蝦夷地東部のアイヌ社会〕寛政年間前後の奥蝦夷地、奥蝦夷地のアイヌ首長イコトイ・ツキノエ・ションコ、クナシリ・メナシの戦いの死者・指導者、チャシの消滅期について、文献からみたチャシ再考、最上徳内のアイヌ観、近藤重蔵のアイヌ政策、厚岸国泰寺とアイヌ、『加賀家文書』からみたネモロ場所の交易品・賃銭・給与品、〔蝦夷地の日露関係と千島〕千島史の歩み、ラクスマン来航についての重要史料、ラクスマン来航と絵図(『ヲロシイヤ国道具ノ図』と『魯斉亜』)、リコルドの交渉と高田屋嘉兵衛、十八世紀後半～十九世紀初頭の千島と日露関係、文化年間のラショワ島アイヌの交易と鉄鍋・ラッコ皮、宝暦六(一七五六)年紀州船エトロフ島漂流記について、近世千島への漂流民、漂流民が見た千島と千島のアイヌ、終章。
A5487頁
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