日本の産業遺産 2—産業考古学研究—
前田 清志,玉川 寛治【編】
2000
玉川大学出版部
まえがき、序論・産業考古学会の20年(前田)、〔理論・方法〕産業考古学の構図と構成(種田明)、産業遺産データベースの構築とその諸問題(石田正治)、産業遺産とエコミュージアム(柿崎博孝)〔鉱山・金属・窯業〕志免炭鉱の立坑遺産(山田大隆・長渡隆1・大石道義・池森寛)、火縄銃の製作技法の研究(伊藤博之・伊藤薫・佐々木稔・所荘吉)、海防艦「志賀」に使用された鋼板の金属学的研究(伊藤博之)、近世以降におけるわが国の石灰工業(熊倉一見)、〔建築〕東海地方煉瓦造産業遺産建築(野口英一朗・水野信太郎)、織物工場鋸屋根(野口三郎)、北部九州における炭鉱主の住宅の平面構成について(森山恵香・松岡高弘・川上秀人・北野隆)、旧陸軍岩鼻火薬製造所の敷地・建物の変遷(菊池実)、旧陸軍兵器庫の保存と活用(本康宏史)、〔交通〕戦後日本における船の保存(青木栄一)、鉱山寮釜石鉄道とその遺産(小野寺英輝)足尾銅山の電気機関車考(吉川文夫)、蒸気機関車の活躍を支えた転車台(今井寛)、三井鉱山所有とされる初期の自動車について(松本晉一)、東京・多摩の戦車橋(川上顕治郎)、首都圏に残る鋳鉄製跨線橋支柱の現状(堤一郎)、〔繊維・機械〕幕末・明治期の輸入綿紡績機械関係の産業遺物(玉川)、産業遺構の時代性(日下部高明)、和時計技術転換期の研究(北野進)、〔水車・農村工業〕天竜川と豊川流域の水車製材(天野武弘)、現在も稼働する綱唐臼(池森)、南武蔵野の水車が産業に果たした役割(小坂克信)、北見地方の薄荷蒸留技術の変遷(山田)、〔映像記録・教育実践〕上総掘りの研究と映像記録(諸岡青人)、産業遺産の調査研究を教育にどう活用したか(高橋伊佐夫)、産業考古学会推薦産業遺産一覧。
A5判492頁
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第三部[日本経済史]3-12.工業
3 Japanese Economic History 3-12. Industry
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