4787232401

継続する植民地主義―ジェンダー/民族/人種/階級―

岩崎 稔, 大川 正彦, 中野 敏男, 李 孝徳【編著】

2005

青弓社

はじめに―「継続する植民地主義」の再審のために(李孝徳)、〔東アジアの「戦後」を問う〕東アジアで「戦後」を問うこと―植民地主義の継続を把捉する問題構成とは(中野敏男)、〔分断の原史〕占領支配の構造とその変容(荒敬)、顕現する「国境」―沖縄与那国島の密貿易終息の背景(屋嘉比収)、占領軍への有害な行動―敗戦後日本における移民管理と在日朝鮮人(テッサ・モーリス-スズキ/辛島理人訳)、「反革命」秩序の形成と在日朝鮮人(崔徳孝)、コラム・沖縄の人々と在日朝鮮人を繋ぐもの(崔真碩)、〔「戦後」を構成する暴力〕「戦後」を構成する暴力(米山リサ・金富子・李孝徳)、〔植民地主義の継続とジェンダー〕植民地期・解放直後の朝鮮における公娼認識―女性の身体をめぐるナショナリズムとジェンダー(金富子)、基地村の発生と展開―ユングミ事件が突きつけること(尹京順)、忘れられた小説『灰色の丘』のこと―「引揚げ」体験とジェンダー(成田龍一)、密航・民族・ジェンダー―「在日朝鮮人文学」にみる《人流》(高和政)、暴力の表象と沖縄文学の「戦後」―1950年代をめぐって(宮城公子)、在日朝鮮人女性とは誰か(宋連玉)、コラム・映像とジェンダー―映画のなかの恋愛と自己同一性の流動性(酒井直樹)、〔戦後理解と植民地主義〕植民地支配責任を定立するために(板垣竜太)、戦後詩と戦後歴史学―1950年代の叙事詩的渇望の史学史的文脈(岩崎稔)、怪物の影―「小松川事件」と表象の暴力(徐京植)、コラム・なぜ、この問いが可能になったのか―沈黙を強いる構造的権力の変容との関連で(土佐弘之)、コラム・権力の輻輳はいかに理解されたか―異論として(朴裕河)、コラム・異論として―東アジアの「西側」から(鄭栄桓)、おわりに(大川正彦)。

A5393頁

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第四部[東洋経済史]4-14.歴史・その他

4 Oriental & African Economic History 4-14. Others

  • 第二部 [日本歴史] 2-5. 近現代史
  • 第三部 [日本経済史] 3-22. 社会
  • 2 Japanese History 2-5. Modern & Contemporary
  • 3 Japanese Economic History 3-22. Community, Family & Gender
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