史学雑誌
史学会
1954
63(8)
いわゆるプロシヤ絶対王制の「農民保護」
北條 功
一般に「広義の農民保護」として特徴づけられ、一応農民の経済的社会的地位の改善を指向していた1700年代から、1805年シュタイン=ハルデンベルクの改革の開始に至るまでの、農民保護政策の内容とその実施の必然性、及びそれが「シュタイン=ハルデンベルクの改革」を可能ならしめた農村にかける内的諸条件の成熟過程において、いかなる役割を演じたかを考察する。
日本語 / Japanese
第五部[西洋経済史]5-3.原始産業・土地制度
5 European & American Economic History 5-3. Primary Sector of Industry & Land System