一橋大学研究年報(経済学研究)

一橋大学

1960

4

10世紀のビザンツ村落の社会構造

渡辺 金一

マケドニア王朝の土地立法の分析によって、ビザンツ村落の社会構造を検討したもの。共同体は土地所有者から成っていたこと、それと対立する有力者(官職位階の就任者)があったこと、その社会的対立に対する国家権力の攻撃は有力者に向けられたが,その目的は財政的基礎の確保にあったこと、などが導き出されている。

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第五部[西洋経済史]5-2.人口・聚落・移植民

5 European & American Economic History 5-2. Population, City, Village & Migration