社会科学討究

早稲田大学社会科学研究所

1992

38(2)

覚書『佐田介石論』—「開化」と「迷蒙」のはざまで—

奥 武則

歴史の高みからいえば、「清国」を恐れた介石の思いは「杞憂」だったかも知れぬが、奇矯なかたちとはいえ、介石は外からの「開化」を徹底して拒み、「東海の一小島」としての理想を語っていたとする。

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第二部[日本歴史]2-9.思想史

2 Japanese History 2-9. Thought

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