アメリカ金融資本成立史
呉 天降【著】
1971
有斐閣
序論、資本の集積・集中の展開(1873-92)(概観、鉄道業、鉄鋼業、金融機関、大不況期の金融機関と産業)、金融機関と産業の癒着の発生(1893-97)(概観、鉄道業の倒産と再建、鉄鋼業の勢力再編成、金融機関の集中の展開)、金融機関と産業の癒着の発展(1898-1900)(概観、鉄道業の統合、鉄鋼業の統合、金融機関の集中の進展)、金融資本の確立(1901-7)(概観、鉄道業における地域分割協定の成立、鉄鋼業における生産協定の成立、その他重要産業部門の独占形成、金融市場における協調関係の成立、金融寡頭の支配、資本輸出の増大)、金融資本の勢力再編成(1908-14)(概観、モルガン=ファースト・ナショナル集団の制覇、ナショナル・シティ集団の強化、クーン・ロープ集団衰退、その他の有力集団)、からなり、資料解説を付す。
A5判394頁、索引7頁
日本語 / Japanese
第五部[西洋経済史]5-8.貨幣・金融・保険
5 European & American Economic History 5-8. Banking, Currency, Finance & Insurance