研究年報経済学
東北大学経済学会
1976
38(1)
史的唯物論をめぐる近年の論争について—「市民社会」論と社会主義—
黒滝 正昭
はじめに、社会主義建設の困難と社会主義の分裂(「中ソ対立」の公然化・拡大と「市民社会」論のイデオロギー、「経済改革」と「文化大革命」)、「市民社会」論とマルクス研究(エンゲルスとマルクスの分離と『ドイツ・イデオロギー』の新編輯、『経済学批判要綱』と『ミル評註』への新たな関心、『経済学批判』序言の新解釈)、「市民社会」論は社会義の困難を解決できるか。
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第一部[総覧]1-8.歴史一般
1 General History 1-8. History in General