4872944364

中世日本の神話と歴史叙述

桜井 好朗【著】

2006

岩田書院

『信貴山縁起絵巻』を読むために、王権と神仏習合―天武天皇五年、神は三度登場する―能についての短章・1、顧みすれば―能についての短章・2、われらが摩多羅神は舞う―山本ひろ子讃、軍記文学の基本精神―その神話的構造をさぐる、仏法と王法、中世王権神話とその対極をなすもの―構造的に,そして歴史的に、“判官びいき”とその展開、滞留する一遍―『一遍聖絵』巻第七第四段の分析、中世神話と宗教―『一遍聖絵』における名号と入水、歩く中世―『愛知県史 資料編8 中世1』に寄せて、〈書評〉『一遍聖絵』研究の諸問題―砂川博『中世遊行聖の図像学』から、〈書評〉『一遍聖絵』研究の諸問題 補説―砂川博『中世遊行聖の図像学』から、一遍に関する桜井好朗論述目録、亀裂か境界か―“日本文化史”と“国文学”の交渉、高僧伝絵巻における神話と歴史叙述―『一遍聖絵』読解の試み、中世人の思惟と表現―中世文化史研究の対象とすべきもの、あとがき、初出一覧。

A5411頁

日本語 / Japanese

第二部[日本歴史]2-3.中世史

2 Japanese History 2-3. Medieval

  • 第二部 [日本歴史] 2-12. 社寺・宗教史
  • 2 Japanese History 2-12. Shrine, Temple & Religion
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