帝国主義研究(矢内原忠雄先生還暦記念論文集 下巻)
楊井 克己,大河内 一男,大塚 久雄【編】
1959
岩波書店
「創業利得」について—ヒルファディングの株式会社論にたいする1つの疑問—(鈴木鴻一郎)、ユニリーヴァ・トラストの成立—その経営史的素描—(中川敬一郎)、汎米主義についての一考察(楊井克己)、所得税についての一覚書—プロイセンにおけるミーケルの税制改革(1891-93年)を中心として—(武田隆夫)、わが国におけるタバコ完全専売の実施と英米タバコ・トラスト(遠藤湘吉)、日本帝国主義の成立—日本帝国主義批判—(揖西光速)、資本輸出と日本興業銀行(加藤俊彦)、日本戦時経済の一齣—成立期における「物資動員計画」とその推移—(安藤良雄)、国鉄運賃制度の前進のために—ひとつの覚書—(大石泰彦)、壬午政変と立憲改進党系新聞雑誌の論調(林茂)、石田梅岩の経営倫理思想(土屋喬雄)、アンシャン・レジーム末期における土地所有関係について(高橋幸八郎)、を収め、巻末に矢内原忠雄先生略年譜、および著作目録を附す。
A5判288頁
日本語 / Japanese
第一部[総覧]1-6.経済史一般
1 General History 1-9. Economic & Business History in General