鎌倉仏教の思想と文化
中尾 堯【編】
2002
吉川弘文館
はじめに、〔古代仏教の継承と展開〕院政期の写経とその儀礼(中尾)、平安・鎌倉期の大安寺の動向(追塩千尋)、白河天皇による神事と仏事(三橋正)、持経者と念仏者(菊地大樹)、〔仏教思想の特質とその継承〕日蓮のエゾ認識とその歴史的意義(佐々木馨)、日蓮の神祇観(佐藤弘夫)、親鸞思想の倫理性について(忍関崇)、「善政」の系譜—「撫民」に即して—(市川浩史)、中世後期の本覚思想(曽根原理)、〔経典と聖教の創出と享受〕中世醍醐寺の教相と論義(永村眞)、『大乗院寺社雑事記』に見える記録の構造(松薗斉)、『呪賊經』流傳(落合俊典)、日蓮書写の覚鑁『五輪九字明秘密釈』について—日蓮伝の検討—(寺尾英智)、親鸞の思想を語るに消息集は再検討されるべきこと(遠藤美保子)、鎌倉時代における『本朝文粋』願文部の享受について(中尾真樹)、あとがき。
A5判358頁
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第二部[日本歴史]2-12.社寺・宗教史
2 Japanese History 2-12. Shrine, Temple & Religion
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