近世立山信仰の展開—加賀藩芦峅寺衆徒の檀那場形成と配札—

福江 充【著】

2002

岩田書院

序章・芦峅寺衆徒の廻檀配札活動に関する研究史と本書の視座・活用史料、立山山麓芦峅寺宿坊家の檀那帳にみる立山信仰—立山信仰の伝播者芦峅寺衆徒の廻檀配札活動と檀那場—、尾張国の立山信仰—芦峅寺福泉坊と日光坊が尾張国で形成した檀那場について—、信濃国の立山信仰—芦峅寺衆徒が江戸時代後期以降に信濃国で形成した檀那場について—、房総半島の立山信仰—芦峅寺衆徒が江戸時代後期に房総半島で形成した檀那場について—、江戸時代中期江戸の立山信仰—芦峅寺衆徒が江戸時代中期に江戸で形成した檀那場について—、幕末期江戸の立山信仰—芦峅寺宝泉坊の江戸の檀那場と廻檀配札活動の実態—、立山信仰にみる石仏寄進の一例—江戸の信徒による姥堂境内六地蔵尊石像の寄進—、芦峅寺宝泉坊の江戸の檀那場での血盆経唱導、芦峅寺宿坊家の廻檀配札活動とその収益の行方、幕末期芦峅寺宿坊家間の檀那場をめぐる争い、加賀藩領国内の立山信仰—芦峅寺衆徒が幕末期に加賀藩領国内で形成した檀那場について—、結語、あとがき。

A5判532頁

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第二部[日本歴史]2-12.社寺・宗教史

2 Japanese History 2-12. Shrine, Temple & Religion

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