幕藩体制と明治維新
大谷 瑞郎【著】
1973
亜紀書房
徳川期を封建時代と見なす通説に疑問をなげかけ、明治維新絶対王政説を批判したものであって、徳川期日本の歴史的位置、明治維新論批判の2部11章から成る。 第一編、徳川期日本の歴史的位置は、徳川期を封建時代と見ることに疑問を投げかけたもので、近世は封建時代か、「封建制」論の混迷、「典型説」に対する批判、近世武家の「封建性」、「士農工商」の虚実、明治維新から見た幕藩制社会、時代区分論の再検討の7章に分説され、第二編明治維新論批判は、明治維新論と「近代化」論、近代国家形成史論の方法、歴史家の保守性、「絶対王政説」の虜囚の四論から成る。
A5判227頁
日本語 / Japanese
第二部[日本歴史]2-7.政治史
2 Japanese History 2-7. Politics
- 第三部 [日本経済史] 3-2. 時代経済史
- 3 Japanese Economic History 3-2. Ancient, Medieval, Modern & Contemporary Economy
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