経済史経営史論集
大阪経済大学日本経済史研究所【編】
1984
大阪経済大学
日本経済史研究所創立50周年記念論文集。私墾田永世私財法の日本経済史的意義(三橋時雄)、対馬藩の蒔高と間高(松下志朗)、近世後期の年貢納入構造—河州土岐氏領の一村落を事例として—(渡辺忠司)、高槻藩の入箇騒動について(福山昭)、幕末期泉州岸和田領農村の糖業(三浦忍)、秋月藩における匁銭の成立—近世九州の銭貨流通の一形態—(藤本隆士)、近世後期における住友家の公用金融(宮本又次)、わが国経済の近代化を支えた思想的基盤(藤井定義)、秋田藩における経済思想—『国産弁』の分析—(藤田貞一郎)、日本経済史研究所蔵『縣令雑書』について(藤村潤一郎)、幕藩制社会における農民的顕彰の一考察—代官佐役加嶋兵介の事績をめぐって—(長野暹)、薩摩藩郷士守屋家の「親類中」について(秀村選三)、トミーの栄光—慶応3年四公使上坂謁見と通弁米田桂次郎—(金井圓)、西京為替会社始末記(堀江保蔵)、維新時の角倉与一とそのあと(寺尾宏二)、明治期の企業家像—広瀬宰平と藤田伝三郎を中心として—(作道洋太郎)、財閥経営者の準拠集団行動史—小倉正恒を中心として—(瀬岡誠)、明治前期大阪における同業組合の雇用規制(安岡重明)、明治中・後期宮城県における農業経営の発達と寄生地主的土地所有(荒木幹雄)、独占資本主義確立期における近畿農業の検討—労働・農産物両市場からの接近—(三好正喜)、日清戦後創設地方紡績会社の経営と合併—博多絹綿紡績株式会社の場合—(岡本幸雄)、南海軌道の生誕と統合過程—南海鉄道と阪堺電軌の対抗をめぐって—(武知京三)、16世紀初頭イングランド東部農村の状態—1525年ノーファク州ギャロウ郡の臨時税課税簿の分析—(松村幸一)、フランス鉄鋼王ヴァンデルと明治維新の解釈(小林良彰)、フランスの工業化過程の再検討—技術・人口・国民所得—(竹岡敬温)。西洋経済史関係は以下の通りである。16世紀初頭イングランド東部農村の状態—1525年ノーファク州ギャロウ郡の臨時税課税簿の分析—(松村幸一)、フランス鉄鋼王ヴァンデルと明治維新の解釈(小林良彰)、フランスの工業化過程の再検討—技術・人口・国民所得—(竹岡敬温)。
A5判876頁
日本語 / Japanese
第三部[日本経済史]3-1.通載
3 Japanese Economic History 3-1. General
- 第五部 [西洋経済史] 5-1. 通載
- 5 European & American Economic History 5-1. General
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