独占資本の研究
嘉治 真三【編】
1963
東京大学出版会
日本について次の四論文を収めている。財閥における銀行の役割(加藤俊彦)、明治前期の株式会社―日本金融資本分析の一前提―(林健久)、産業資本段階の日本資本主義と財閥―1890年代の紡績業と三井・三菱―(柴垣和夫)、独占段階への移行期における日本の農業問題(暉峻衆三)。西洋について次の四論文を収めている。第一次大戦前のドイツ資本輸出(戸原四郎)、ロシアにおける国家独占資本主義―ソヴェート史学の最近の動向について―(宇高基輔・和田春樹)、アメリカ合衆国における企業合同の発展(嘉治真三)、アメリカ帝国主義にかんする一考察―アメリカの対フィリピン経済政策の分析―(石崎昭彦)。
A5判307頁
日本語 / Japanese
第一部[総覧]1-6.経済史一般
1 General History 1-9. Economic & Business History in General