日本思想史—その普遍と特殊—
玉懸 博之【編】
1997
ぺりかん社
〔古代・中世〕『日本書紀』崇峻天皇即位前紀覚書(八重樫直比古)、紫式部の「身」と「心」(佐藤勢紀子)、〈日本の仏〉の誕生(佐藤弘夫)、叡尊・八幡・蒙古襲来(吉原健雄)、『沙石集』における救済の構造(菅基久子)、中世における普遍と特殊(玉懸博之)、慈遍の神道論(高橋美由紀)、貞舜と中世天台教学(曽根原理)、〔近世〕江戸時代における勧善書『明心宝鑑』の受容と変容(成海俊)、「天道」と幕藩制秩序(若尾政希)、近世日本の「武国」観念(前田勉)、「中臣祓」とスサノヲ(田尻祐一郎)、室鳩巣と朱子学・鬼神(中村安宏)、『家業道徳論』の世界(佐久間正)、血脈と水土(高橋禎雄)、鶯谷吏隠大田南畝(高橋章則)、国学者の「国」意識における「特殊」と「普遍」(佐藤孝敏)、漂流民と知識人のあいだ(八木清治)、〔近代〕幕末神道と民俗的世界(末永恵子)、近代中国における吉田松陰認識(郭連友)、福沢諭吉における拝外と排外(平山洋)、柏木義圓における2つの〈普遍〉(市川浩史)、近代における陽明学研究と石崎東国の大阪陽明学会(荻生茂博)、和辻哲郎の構想(渡辺和靖)、日本革命思想における普遍と特殊(岡崎正道)。
A5判554頁
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第二部[日本歴史]2-9.思想史
2 Japanese History 2-9. Thought
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