国史論集 第2

京都大学文学部読史会【編】

1959

京都大学文学部読史会

都市の地域差(松山宏)、平戸英国商館の内部事情について(山田源行)、白根金山(小葉田淳)、初期幕領における貢租(朝尾直弘)、徳川時代の石盛の一問題(柏倉亮吉)、加賀藩十村役の起源(米沢元健)、加賀藩隠田考(若林喜三郎)、家光政権の文治性について(熊田重邦)、土佐藩「寛文の改替」の一考察(石躍胤央)、近世初期の大和の綿作について(朝倉弘)、元禄期河内一綿作農村の発展(高尾一彦)、元禄・享保期近江商人の一経営(脇田修)、吉宗の継統とそれをめぐる幕府政局(宅間博)、丹波における郷士層の危機(秋山国三)、地主制形成期の小作地経営について(高沢裕一)、近世後期河内南部の村方騒動(福島雅蔵)、近江名古屋の一豪商の商業経営(日置弥三郎)、近世・大和王龍寺の祠堂銀について(小野恵美男)、幕末における現物経済と貨幣経済(芝原拓自)、慶応2年大坂周辺打毀しについて(酒井一)、大徳寺をめぐる商人たち(三浦圭一)、狩野派の家系と徒弟制について(土田寛)、神道における女性論の性格、(船津勝雄)、寺元について(平山敏治郎)、太宰春台の経済思想(今中寛司)、三宅石庵とその思想(大月明)、中井竹山の日本史研究について(藤直幹)、海保青陵の思想(埜上衛)、原始謾筆風土年表について(古田良一)、「御蔭参」私考(梅田幹次)、村の民俗と寺の経済(竹田聴洲)、伊豆宇佐美の鳥刺踊(田中勝雄)、横浜居留地と上海租界(秋本益利)、秩禄処分と七分利付外債募集(杉井六郎)、明治初年における旧鳥取藩士族の動向について(徳永職男)、明治初期鳥取県の結社の成立と自由党勢力について(松尾茂)、明治14年の政変と佐々木高行(梅溪昇)、自由党と朝鮮問題(中塚明)、我が国警察の歴史的背景(戸田秀典)、機械製糸勃興期における一製糸ブルジョアの生涯(有泉貞夫)、織物消費税廃止運動について(山本四郎)、大正前期の普通選挙法獲得運動(松尾尊兊)、1922年の営業税反対運動(江口圭一)、昭和初期の中日関係(臼井勝美)、歴史社会における身分制に関する覚え書(藤谷俊雄)、明治維新以前のヨーロッパ政治思想(佐藤利夫)、加藤弘之における啓蒙思想の論理(平林一)、中江兆民とルソー(岩井忠熊)、大井憲太郎の国権主義(山口光朔)、横井時雄の信仰について(宮本又久)、西欧における日本美術の蒐集について(中村二柄)、西田文化史学の史学史的意義(酒井忠雄)、文芸学と文化史学(石田一良)、文化史管見(三品彰英)。

A5判949-1828頁

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第二部[日本歴史]2-19.全集・論文集

2 Japanese History 2-19. Complete Works, Collected Works & Collection of Essays

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