近世経済思想の研究—「国益」の思想と幕藩体制—
藤田 貞一郎【著】
1966
吉川弘文館
序論で「何故国益を問題にするか」を掲げ、徳川期における経済思想の展開過程、三善庸礼の「御国家損益本論」と「国家勘定録」(柳河藩)、新渡戸十次郎編「御国益考」と「御国益御用掛」(盛岡藩)、運上銀体系の成立と「国益」思想(宇和島藩)、専売制と「国益」思想(和歌山藩)、「国益主法掛」と「国益」思想(幕府)、の6章から成り、付論に、幕末・維新期における藩国家の思想動向(竜野藩)を載す。
A5判221頁、索引3頁
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第三部[日本経済史]3-26.社会経済思想
3 Japanese Economic History 3-26. Social & Economic Thought
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