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律令制国家と古代社会
吉村 武彦【編】
2005
塙書房
〔王権・国家の支配構造〕古代の政事と藤原京・平城京(吉村武彦)、「東人の荷前」(「東国の調」)と「科野屯倉」(田島公)、名負氏と律令制前の政事構造(中村友一)、古代宮都と天命思想(林部均)、中臣氏と家門(中村英重)、古代環日本海交通と渟足柵(武田佐知子)、遣隋・遣唐使の名のり(河内春人)、〔律令制支配のしくみ〕太上天皇の「詔勅」について(仁藤敦史)、律令制太政大臣の成立(酒井芳司)、令制官司内における物的管理についての一考察(大川原竜一)、日本古代の「公民」をめぐって(荒井秀規)、大宝田令荒廃条の荒地と百姓墾田(伊藤循)、田令口分条における「五年以下不給」の法意(服部一隆)、〔地域行政と社会〕律令制下の国司支配と国例(大町健)、郡充制試論(川尻秋生)、日本古代行政機構の展開過程(渡辺滋)、愛智郡封戸租米の輸納をめぐる郡司と下級官人(中村順昭)、『日本書紀』の「村」と「邑」に関する一試論(宮瀧交二)、8・9世紀における在地秩序の再検討(加藤友康)、〔地域社会と文化・儀礼〕『日本霊異記』上巻一七縁の「建郡造寺」について(三舟隆之)、常陸国分寺と下野国分寺創建の暦年代(山路直充)、関東地方集落遺跡出土人面墨書土器の再検討(高島英之)、国護り神話と地域社会(森田喜久男)、日本古代史における対偶婚概念に関する二、三の疑問(長谷山彰)、古代女性の髪型と成人式(服藤早苗)、あとがき。
A5573頁
日本語 / Japanese
第二部[日本歴史]2-2.古代史
2 Japanese History 2-2. Ancient
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