松方財政と殖産興業政策
梅村 又次,中村 隆英【編】
1983
東京大学出版会
いわゆる松方時代の経済の分析を主とする。序章・明治維新財政金融政策展望—松方デフレーション前史(中村隆英)、〔第1部〕「富国」論の政治史的考察(坂野潤治)、創業期財政政策の発展(梅村又次)、大隈財政論の本態と擬態(山本有造)、地租米納論と財政整理(猪木武徳)、松方デフレーションのメカニズム(室山義正)、松方デフレのマクロ経済学的分析・改正版(寺西重郎)、補論・明治前期国際財政統計における金・銀・紙混計問題について(山本有造)、〔第2部〕19世紀末日本経済の成長と環境(中村隆英)、松方デフレ下の勧業政策(梅村又次)、地方レベルの殖産興業政策—山梨県の事例を中心として(斎藤修)、明治前期における日本の在来産業—綿織物業の場合(阿部武司)。
A5判317頁
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第三部[日本経済史]3-2.時代経済史
3 Japanese Economic History 3-2. Ancient, Medieval, Modern & Contemporary Economy
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