東方学

東方学会

1977

53

一畝二百四十歩制をめぐって

越智 重明

秦始皇帝の在位中に秦の地で始まった一畝二百四十歩制(新畝制)は、牛耕と関連して始まったもので、その後、漢王朝のもとでは、建前として旧畝制(一畝百歩制)が用いられていたけれども、牛耕の普及とともに新畝制が次第に広まり、旧畝制にとって代わるようになった経過を述べる。

日本語 / Japanese

第四部[東洋経済史]4-3.原始産業・土地制度

4 Oriental & African Economic History 4-3. Primary Sector of Industry & Land System

  • アジア・アフリカ
  • Asia and Africa