史学

三田史学会

1983

53(2・3) 合併号

植民地史研究における教区簿冊の利用について—シンガポール、セント・アンドリュウス教会の場合—

菅原 建

はじめに、セント・アンドリュウス教会の教区簿冊、集計結果とその考察—中国人のデーターを中心として—、小結。1852年から1920年までの70年間の教区簿冊(教会の一定教化地区に属する信徒の洗礼、堅信証明、結婚、埋葬を記載した登録簿)を整理して、近代センサス実施以前の社会について、人口学的な面から分析している。

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第四部[東洋経済史]4-2.人口・集落・移植民

4 Oriental & African Economic History 4-2. Population, City, Village & Migration

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