歴史における家族と共同体

歴史科学協議会【編】

1992

青木書店

「歴史における家族と共同体」のテーマ設定にあたって(歴史科学協議会全国委員会)、〔理論編〕歴史理論と家族範畴(原秀三郎)、同討論(関口裕子・原秀三郎・犬丸義一・早川紀代・佐々木潤之介)、家族と共同体(河村望)、共同体・家族・世帯・家庭および個人(熊野聰)、家族と共同体(鬼頭清明)、〔歴史編〕古代の氏と共同体および家族(義江明子)、古代・中世の家族と親族(明石一紀)、中世村落共同体の構造とその変化について—中世後期近江葛川の村落統合を例に—(坂田聡)、近世初期の屋敷地共住集団と中後期の本分家集団(大島真理夫)、近世における家と村(佐々木潤之介)、明治前期の村落統治政策(大島美津子)、両大戦間期の村落「共同体」(森武麿)、〔研究史編〕古代における家族と共同体—研究史の整理と今後の課題—(服藤早苗)、中世イエ研究の軌跡と課題(飯沼賢司)、近世村落共同体をどうとらえるか(渡邊尚志)、朝鮮家族史研究の現状と課題(井上和枝)、中国古代の家族研究をめぐる諸問題(飯尾秀幸)、北欧における家族史研究の動向(熊野聰)、〔パネルディスカッション〕パネルディスカッション開催にあたって(佐々木潤之介・原秀三郎)、古代の家族と共同体(吉村武彦)、中世の家族と共同体(峰岸純夫)、近世の家族と共同体(深谷克己)、近代の家族と共同体(山中永之佑)、法社会学における家族と地域社会(コメント)(利谷信義)、日本の家族と共同体—人類学からのコメント—(江守五夫)、日本中世史・女性史より(コメント)(脇田晴子)、ヨーロッパ比較史より(コメント)(橡川一朗)。

A5判556頁

日本語 / Japanese

第一部[総覧]1-8.歴史一般

1 General History 1-8. History in General