史料保存と歴史学

津田 秀夫【著】

1992

三省堂

〔歴史論〕歴史学とその方法(試論)、民衆の歴史意識と歴史学—歴史ブームの分析—、自国史としての日本史、歴史学の方法論をめぐって—深層への歴史学批判—、歴史学と近世史研究について、郷土史教育論、〔近代史料論〕近代公文書学成立の前提条件—公文書概念の変遷と保存公開をめぐって、近代公文書学への模索、歴史学と近代公文書学との関連について、近代公文書学成立の基礎条件—ある廃棄文書の性格について—、史料論と歴史学研究(その一)、〔史料保存利用論〕国立史料センター設立運動の動向について、国立史料センター問題に関する若干の所見、「国立公文書館」問題と「日歴協」の動き、国立公文書館問題の推移と課題について、最近の国立公文書館について、動き出した「国立歴史民俗博物館」問題、国立歴史民俗博物館(仮称)問題の現状、「公文書館法」をめぐる諸問題、公文書館法成立の意義と若干の問題、「公文書館法」制定の意義と今後の課題、解説(奥田晴樹・丑木幸男・高橋実)、あとがき(森安彦)。

A5判434頁

日本語 / Japanese

第一部[総覧]1-8.歴史一般

1 General History 1-8. History in General