信濃

信濃史学会

1983

35(3)

高遠藩領分杭考

林 茂樹

元禄3年(1690)の松代藩による高遠総検地の際に、検地役人によって天領と高遠領との境界に木製の分杭が建立された経過を明らかにし、石製分杭は、文政10年(1827)に製作されたが、幕府への伺書の手ちがいにより建てられなかった事情についても考察している。はじめに、高遠藩領における分杭、木製分杭について、石製分杭について、おわりに。

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第三部[日本経済史]3-11.土地制度

3 Japanese Economic History 3-11. Land System

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