歴史学研究

歴史学研究会

1960

246

封建制社会をめぐる理論的諸問題

木村 尚三郎

古典荘園とフランク的政治権力・社会構造(古典荘園と一村多領主制、イングランド古典荘園の特殊性、フランク伯の実態、貴族諸権とフランク国王政策)、領域的支配権の成立と封建制社会(村落共同体の成立と城主・バン領主権、古典荘園の解体理由、交換・貨幣経済の復活について、神の平和運動と「不完全封建制」、城主・バン領主権力と実刑制、9-10世紀をいかにとらえるか、初期ドイツの場合、「封建的土地所有」の概念の検討)、からなる。

日本語 / Japanese

第五部[西洋経済史]5-1.通載

5 European & American Economic History 5-1. General