国民経済雑誌

神戸大学経済経営学会

1960

101(5)

中世の南西フランスにおけるユダヤ人とイタリア人

山瀬 善一

両者のこの地域における動静と経済活動の状態を探究することによって、その性格を明らかにしようとしたもので、経済技術の観点からみた場合、公金融と大口商業金融に参加したイタリア人の方が、零細な庶民金融を主にしたユダヤ人よりも、資本主義の発達により大きな貢献をしたことを述べている。

日本語 / Japanese

第五部[西洋経済史]5-1.通載

5 European & American Economic History 5-1. General