罪と罰の法文化史

西川 洋一,新田 一郎,水林 彪【編】

1995

東京大学出版会

律令国家変容期における「公民」概念(水林彪)、鎌倉幕府の殺害刃傷検断について(植田信広)、検断沙汰の成立と検断システムの再編成(新田一郎)、明治初年の滞納処分における国税の自力執行力と優先権(小柳春一郎)、韓国の朝鮮王朝初期における中国刑法の適用(朴秉濠)、トゥールのグレゴリウスにおける国王の刑事裁判権(西川洋一)、訴訟の形式に従い判決の形式も調えられるべし(小川浩三)、「客殺し」のインヴォルティーノ・ロマニスト風(木庭顕)、リストの刑法学方法論(海老原明夫)、決闘の法史と社会史(和仁陽)、1200年と1300年—日欧比較(クヌート・シュルツ)。

A5判305頁

日本語 / Japanese

第一部[総覧]1-8.歴史一般

1 General History 1-8. History in General