三田学会雑誌

慶応義塾経済学会

1962

55(7)

いわゆる西洋封建制度について

宇尾野 久

ヨーロッパ史に固有なRationalistの体現者としてのrationale Herrschaft und Gmeinde、そしてそのような複合体を意味する国Herrschaftの前進的な段階としてのFeudalismusの中核を形成するGrundherrschaftを考察の対象とし、Feudalismus, Grundherrschaftの外形(フォルム)ではなく、そのような表現の内面的な意味を考察しようとする。

日本語 / Japanese

第五部[西洋経済史]5-1.通載

5 European & American Economic History 5-1. General