02880180
立命館経済学
The Ritsumeikan Economic Review
立命館大学経済学会
The Ritsumaikan University Economic Society
2010
59(3)
1931年のケインズの米国訪問―ケインズは大不況下の米国に対してどのような政策提言を行ったのか―
An American Visit of Keynes (1931)
松川 周二
MATSUKAWA, S
1931年、ケインズが大不況下の米国滞在中に行った3つの講演を全訳で紹介した研究ノートである。 第一は、「Is It Possible for Government and Central Banks to Do Anything on Purpose to Remedy Unemployment?(失業を救済するために、政府や中央銀行はなにができるのか)」というテーマの講演である。 第二は、「Do We Want Prices to Rise?(我々は物価の上昇を望むのか)」という講演である。 第三は、「What Can We Do to Make Prices Rise?(われわれは物価を引き上げることができるのか)」という講演である。
日本語 / Japanese
第五部［西洋経済史］5-12．政治経済思想
5 European & American Economic History 5-12. Economic, Political & Social Thought