9784844755111
果樹作と庶民と地域の近代化―河内みかん発達史―
松村 祝男【著】
2007
龍溪書舎
まえがき、近世中・後期における柑橘の「商品化」過程と生産構造、李婦人橘の導入に現れた明治前半期の産地変容、都市の発展によってもたらされた産地と仕向け先市場の拡大、恐慌下に惹起した栽培規模拡大の実態と生産構造の特質、『地蔵講御帳』にみる民衆が記録した明治・大正期の農業災害、熊本県における農事試験場柑橘試験地の設置経緯に関する若干の分析、いわゆる「西日本B型産地」を形成した要因に関する若干の吟味、河内村柑橘出荷組合の戦時下における大陸出荷について、戦時下における農業政策と柑橘作の地域的展開について、戦後の諸改革と産地復興、経済の高度成長と河内柑橘、「爛熟期」の昭和40年代から産地再編への転変、あとがき。
A5487頁
日本語 / Japanese
第三部［日本経済史］3-10．農業・治水
3 Japanese Economic History 3-10. Agriculture & Flood Control
- 第三部 [日本経済史] 3-3. 地方経済史
- 3 Japanese Economic History 3-3. Regional Economy
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