9784784216161

着衣する身体と女性の周縁化

武田 佐知子【編】

2012

思文閣出版

〔民族/伝統衣装とファッション〕民族衣装における異装と共装(武田佐知子)、日本中世の着衣―能楽の女装束を中心に―(脇田晴子)、チベット文化圏の服飾について(森田登代子)、「超民族衣装」カンガの今とこれから―スワヒリ地方における着衣の実践―(竹村景子)、啓蒙専制期のマドリード社会と女性の衣服(中本香)、差異の標本としての「伝統衣裳」(井本恭子)、1920~30年代のソビエト・ファッション(藤原克美)、Sex and the Cityとポストモダン消費文化―サラ・ジェシカ・パーカー/キャリー・ブラッドショーをめぐるファッション,身体,ファンダム―(吉岡愛子)、〔異装・共装〕衣装と近世女性医師(太田妙子)、組掛―天皇・家元・武家をつなぐ紐―(津田大輔)、唐代における宮女の男装について(矢田尚子)、着衣の媒介性と喚起力―死者の着衣とクレオールの着衣をめぐって―(宮原曉)、魔女は何を着て踊っていたのか―フュルステンベルク伯領の魔女裁判における着衣―(牟田和男)、〔着衣する身体〕禁じられた着衣―国家そしてタイ人の着衣と身体に対する考え―(宮本マラシー)、ムスリム女性のパルダ擁護論―ボーパール藩王国女性藩王スルターン・ジャハーン・ベーガムの『ムスリム女性の慎み』について―(松村耕光)、イランのヒジャーブと女性─政治・法律・個人─(藤元優子)、近世イタリア絵画におけるエロティックな足先―ランフランコ作《音楽の寓意》あるいは「チョピンを履くウェヌス」―(新保淳乃)、在満亡命ロシア女性の着衣の表象―コロニアル・モダニティの視点から―(生田美智子)、甲子園のパンチラ―女子応援団の衣服から見る高校野球の歴史―(池川玲子)、戦後女性の着衣・割烹着と白いエプロン―分断される身体・連続する母性―(身﨑とめこ)、〔表現する身体〕理想化される女性の身体像―自己対象化から考察するスリム・ダイエット志向―(三好恵真子)、リカちゃん人形の身体表象への欲望―着替える身体から着替えない身体へ―(山崎明子)、着衣する身体、演じる身体―インドネシアの女方舞踊家ディディ・ニニ・トウォによる 「クロス・ジェンダー」の試み―(福岡まどか)、魂の表出の場か?外界の映し鏡か?自然の一部か?―マイケル・ジャクソンに見る身体の多義性に関する解釈論―(深尾葉子)、帝政ロシア時代におけるマトリョーシカの創造―ナショナリズムとジェンダーの身体―(福間加容)、異性装と身体意識―女装と女体化の間(あわい)―(三橋順子)。

A5489頁

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第二部[日本歴史]2-10.教学・文化史

2 Japanese History 2-10. Education & Culture

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  • 第四部 [東洋経済史] 4-14. 歴史・その他
  • 3 Japanese Economic History 3-22. Community, Family & Gender
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