福沢諭吉の研究

伊藤 正雄【著】

1966

甲南大学

福沢諭吉の文章表現の考察と「学問のすゝめ」に関する研究を中心にしたもので、福沢諭吉の生涯、福沢諭吉と現代日本、福沢諭吉と国語の問題、「学問のすゝめ」の用語の考察、「学問のすゝめ」初編講説、福沢諭吉の社会契約論、赤穂不義士論と楠公権助論の由来について、「学問のすゝめ」私感、福沢の筆に投影したウェーランドの「経済論」、「西洋事情」の福沢思想史上における重要性、福沢先生の老いらくは46歳から、福沢諭吉と勝海舟・新島裏・徳富蘇峰、福沢諭吉と岡倉天心、福沢の文章に対する現代学生の読解力について、福沢研究の手引き、福沢のモラルとウェーランドの修身論よりなり、附録として国語表記の諸問題私見、また追加として新渡戸稲造と福沢精神、を併載している。

A5判510頁

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第三部[日本経済史]3-26.社会経済思想

3 Japanese Economic History 3-26. Social & Economic Thought

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