史学

三田史学会

1958

31(1-4) 合併号

ミラノ勅令前後

近山 金次

ローマ帝国が第4世紀に経験したキリスト教と異教の激しい葛藤の時代から、コンスタンチヌス、リキニウス両帝が313年ミラノ勅令によって、キリスト教が公認されるに至った宗教政策転換の時代にわたる社会事情の解釈について、時代の転換期にはそれぞれの面に決定的な役割を演じたものがあることをのべ、ローマ伝統の国家理念に対してコンスタンチヌスの劃時代的役割を否定できないことをのべている。

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第五部[西洋経済史]5-13.政治・法制

5 European & American Economic History 5-13. Politics & Law

  • 法制・政治・軍事
  • Law, Politics & Military