史学研究

広島史学研究会

1979

144

フリードリヒ大王朝における官僚制の性格の変化について

阪口 修平

絶対主義の権力構造の特質を中央集権的な官僚機構と常備軍に求める古典的理解に対して、最近内外の西洋史学会で加えられている再検討をふまえ、18世紀初頭のプロイセン官僚制の家産的性格を確認し、その近代化=アンシュタルト国家の官僚への発展の契機として、1770年に確立された官僚試験制度を考察する。

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第五部[西洋経済史]5-13.政治・法制

5 European & American Economic History 5-13. Politics & Law

  • 法制・政治・軍事
  • Law, Politics & Military