一橋論叢

一橋大学一橋学会

1965

53(5)

8世紀後半のイタリアとビザンツ、フランク、ローマ教皇

渡辺 金一

対イスラム防衛戦を通じて歴史の舞台に登場した、ビザンツ帝国の「イサウリア」朝と、フランク王国のカロリング朝と、更に第三の勢力としてのローマの教皇庁との複雑多岐にわたる交渉関係を、主に政治的宗教的政策上の観点から描こうとする。

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第五部[西洋経済史]5-14.歴史・その他

5 European & American Economic History 5-14. Others