西洋中世世界の展開

西洋中世史研究会【編】

1973

東京大学出版会

皇帝権と法王権(堀米庸三)をはじめ、第1部フランス封建社会には、プロワ伯ウード二世の一書簡の解釈の試み(森洋)、フランス封建王政の構造(下野義朗)、西北フランスの「プール」について(井上泰男)、フランス中世の家制度について(木村尚三郎)の四編、第2部ライヒとラントにはヴォルムス協約をめぐる諸問題(鹿子木幹雄)、シトー会修道院フォークタイとドイツ王権(木村豊)、身分制社会の構造史的考察について(成瀬治)、ベーメンの封建制(進藤牧郎)の四編、第3部中世イギリスの貴族と王権には、フオウクランドとは何か(青山吉信)、ダラム司教領における権原開示訴訟(赤沢計真)、中世イギリスの中央行政諸機関におけるKing's Clerks(東出功)、中世末期イングランドの国家財政における王領問題(城戸毅)の四編、第4部宗教と思想には、異端カタリ派について(渡辺昌美)、ほか五編を収める。(堀米庸三先生還暦記念論集)

A5判474頁

日本語 / Japanese

第五部[西洋経済史]5-14.歴史・その他

5 European & American Economic History 5-14. Others