国史学

国史学会

1993

150

小山義政の乱後における下野支配の特質—木戸法季・上杉憲方・結城基光—

松本 一夫

永徳2年(1382)の小山義政の乱後における鎌倉府の下野支配の状況について、結城基光が下野守護となるまでの守護、および守護となった結城氏の支配の特質を中心に検討し、守護は鎌倉府の直臣木戸法季であったこと、結城氏の支配は「領国形成」の契機とはなっても、乱以前のままの分立状態は解消されていなかったことを指摘する。

日本語 / Japanese

第二部[日本歴史]2-7.政治史

2 Japanese History 2-7. Politics

  • 日本
  • Japan
  • 法制・政治・軍事
  • Law, Politics & Military