ヨーロッパ身分制社会の歴史と構造
世良 晃志郎【編】
1987
創文杜
〔国制・法制〕中世的法観念をめぐる1つの問題(世良晃志郎)、14世紀パリにおける経済危機と王権の政策(高橋清徳)、15世紀初頭イギリスの国家財政(城戸毅)、刑罰制定法上の略式起訴と職業的略式起訴者(小山貞夫)、「3月前期」における代議制の性格(成瀬治)、〔社会・地域〕プリュム修道院所領明細帳(893年)のカエサリウス注釈(1222年)について、9世紀の史料か13世紀の史料か(森本芳樹)、14世紀ピサの商業地区、サンタ・クリスティーナ教区について(清水廣一郎)、中世イングランドにおける州共同体(佐藤伊久男)、1483年グロスタア市の特許状(鵜川馨)、フォレスト、王領、そして農村工業(篠塚信義)、〔教会・観念〕「教会」としてのフランク帝国(山田欣吾)、中世フランスにおける国家と「国民」について(下野義朗)、奇蹟と聖遺物(渡辺昌美)、縁起・グラストンベリ修道院(青山吉信)。
A5判748頁
日本語 / Japanese
第五部[西洋経済史]5-14.歴史・その他
5 European & American Economic History 5-14. Others