史料が語る日本の近世
大野 瑞男【編】
2002
吉川弘文館
日本近世史料学の現状と課題(大野)、〔戦国の争乱から天下人の時代へ〕明代日明関係史研究の一潮流(中島敬)、織田信長発給文書の基礎的考察(久野雅司)、「天正19年作職書上」に関する一考察(神田千里)、秀吉政権による東国支配の一断面(曽根勇二)、〔江戸幕府の成立と新たな国際関係〕元和期の江戸幕府「年寄」制について(小池進)、8月2日付徳川秀忠仮名消息をめぐって(藤井讓治)、江戸時代初期における領知朱印改と大名(千葉一大)、老中奉書と老中制度(大野)、沿岸防備体制の展開(山本博文)、〔幕藩制社会の展開〕近世石山寺の開帳(高埜利彦)、元禄期の村と頼み証文(白川部達夫)、17世紀後半・上総における上層百姓の軌跡(渡辺尚志)、帳簿にみる中野又左衛門家の経営について(曲田浩和)、〔内憂外患の時代から近代社会の到来〕ゴローニン事件の解決と松前奉行所吟味役書簡(藤田覚)、幕府開国論の継承と限界(上白石実)、1880年代半ばの秋田腐米改良政策(大豆生田稔)。
A5判344頁
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第二部[日本歴史]2-18.史料
2 Japanese History 2-18. Historical Record
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