ドイツ近代選挙制度史—制度史よりみたドイツ近代憲法史の一断面—
渡辺 重範【著】
2000
成文堂
はじめに、初出論文一覧、主要略語一覧、ドイツ同盟(Deutscher Bund)の比較憲法的環境、19世紀ドイツ型立憲君主政の憲法政治学的考察、フランクフルト国民議会への道、フランクフルト国民議会、ドイツ第二帝政期における小選挙区絶対多数制の制度と現実との間、ワイマール憲法の規範力について、ワイマール時代の選挙制度と議席配分、「建設的不信任投票」制の実態的考察、西ドイツにおける占領と憲法、1949年連邦選挙法制定の経緯と1949年連邦議会選挙、1950年代における《二政党集団制》への転轍、常設選挙区割委員会、1960年代における《競合的二政党集団制》への展開、1970年代における《対抗的二政党集団制》、1970年代における西ドイツ民主主義の問題状況、1970年代における政治的過激主義の潮流、1980年代における《分極的二政党集団制》への展開、全ドイツ統一選挙に至る東と西の間、統一後のドイツ政党制の変容(1990—94年)、「ボン共和国」から「ベルリン共和国」への変容過程、1994年連邦議会選挙、1998年連邦議会選挙。
A5判534頁、事項・人名索引10頁
日本語 / Japanese
第五部[西洋経済史]5-13.政治・法制
5 European & American Economic History 5-13. Politics & Law
- 法制・政治・軍事
- Law, Politics & Military