タイ近世史研究序説

石井 米雄【著】

1999

岩波書店

〔タイ史時代区分試論〕タイにおける「公定史観」をめぐって、稲作と歴史、〔タイ近世史の諸相〕暹・スコータイ・アユタヤ、アユタヤ王朝の首都の呼称についての覚書、「港市国家」としてのアユタヤ、プラクラン考、アユタヤの陶磁貿易、アユタヤ王朝の統治範囲を示す『三印法典』中の3テキスト、ポンサーワダーン(王朝年代記)についての一考察、タイの伝統法、「29の訴訟項目Ekūnatimsā Mūlagati Vivāda」について、ラタナコーシン朝初頭における王権とサンガ、タイの徭役制度の一考察、〔タイ語史料論〕「葬式頒布本Nangsu chaek」について、「アユタヤ王朝年代記」考、諸地方のポンサーワダーン、『三印法典』の構成について、『三印法典』本「プラタマサート」の構成。

A5判331頁、索引等6頁

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第四部[東洋経済史]4-14.歴史・その他

4 Oriental & African Economic History 4-14. Others

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