マイノリティと近代史
下村 由一,南塚 信吾【編】
1996
彩流社
序論・ヨーロッパにおけるマイノリティ問題の成立と展開、〔マイノリティとしてのユダヤ人〕なぜアンティセミティズム研究か(下村由一)、「婦女売買」問題と「東方ユダヤ人」(日暮美奈子)、第三帝国におけるユダヤ人とドイツ人の共生関係の消滅過程(山本達夫)、南アフリカにおける「ユダヤ人問題」(永原陽子)、〔マイノリティ問題の諸相〕「革命的少数派」そしてアナーキズム運動(田中ひかる)、19世紀末のボスニアにおける土地問題に関する一考察(丹羽祥一)、バラッシャジャルマトのハンガリー化(渡辺昭子)、パラーシュティ事件始末記(南塚信吾)、アメリカ合衆国南部社会におけるリンチ事件の考察(佐々木孝弘)、クリステーロ反乱と「インディオ」(石井利明)、〔アンティセミティズムとシオニズム〕アンティセミティズムとシオニズム(下村由一)、ドイツ3月前期における「ユダヤ人問題」(同)、反ユダヤ主義とシオニズム(同)。
A5判323頁
日本語 / Japanese
第五部[西洋経済史]5-14.歴史・その他
5 European & American Economic History 5-14. Others