あの頃の子どもたち—50年後から見た戦中戦後の教育体験—

京都大学教育学部第二期生有志【著】 ; 稲葉 宏雄,大西 匡哉,鴨井 慶雄,古寺 雅男,田中 昌人,中内 敏夫編集委員

2002

クリエイツかもがわ

まえがき、〔戦時下「外地」での教育体験〕大戦下日本に少年だった頃(中内)、私の少年時代の思い出(大西)、〔戦時下の小・中学校体験〕発達の土割(田中)、光少なき日日—休学、留年、再療養、疎開、工場動員(田中杉恵)、断片的な日記をもとに(鴨井)、13歳の目に映った情景—空襲と終戦と世情(大庭徹美)、K先生の教育—私の小学生時代(松井春満)、私の出会った2人の先生のこと(古寺)、わが国民学校時代(稲葉)、〔小・中・高・大学時代の教育体験〕少年は見た……どんな権威も信念も否定したいわけ(野村庄吾)、戦中、戦後の奔流の中を生きて—京都における教育の変遷(渡部修三)、教えと育ちと—私の小学校、中学・高校時代(小嶋一夫)、自分との出会い(西頭三雄児)、私の受けた学校教育を顧みて(遠山敏)、戦時下の学習と大学院における自己実現学習と(畠瀬稔)、〔現在までの道のり〕無意識のうちに学ぶもの—教師と友人とに恵まれて(中野照海)、言葉ということ(澤田壽栄雄)、私が受けた教育(戸村惇夫)、思い出すことども(三宅芳弘)、特別少年院のことなど思い出すままに(佐藤寛)、学校教育と企業内教育(山本勝三)、顔をあげて歩いた道のり—70歳にして語れる悩み、挑戦、人々の温かさ(斎藤省三)、資料、本書成立の経緯(大西)。

A5判403頁

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第二部[日本歴史]2-10.教学・文化史

2 Japanese History 2-10. Education & Culture

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