中世成立期の歴史像
十世紀研究会【編】
1993
東京堂出版
9・10世紀の土地相論から見た国・郡衙(井内誠司)、10・11世紀の国衙支配と勘済使(小泉幸恵)、中世成立期の国務文書—文付手続きを中心として—(山口和翁)、権門としての八幡宮寺の成立—宇佐弥勒寺と石清水八幡宮の関係—(飯沼賢司)、藤原忠平政権の成立過程(木村茂光)、受領請負制の再検討(中込律子)、寛治7年荘園整理令の再検討(戸川点)、中世的荘園絵図「成立」についての試論(上杉和彦)、天神信仰の原初的形態—『道賢上人冥途記』の成立をめぐって—(竹内光浩)、摂関貴族の神祇祭祀と神祇信仰に関する一考察—その相違をめぐって—(並木和子)、正月儀礼と饗宴—「家」的身分秩序儀礼の成立—(服藤早苗)、平安時代後期の儀式作法と村上源氏(細谷勘資)、中世成立期の国家と民衆を考えるために—公門上訴を素材として—(福島正樹)。
A5判394頁
日本語 / Japanese
第二部[日本歴史]2-3.中世史
2 Japanese History 2-3. Medieval
- 日本
- Japan
- 中世・近世
- Medieval and Early Modern